明日は十五夜☆彡お月見より知る、月とうさぎの関係と古くから伝わる神話
皆様、おこんばんは。
SAKURAです。
明日は十五夜ってことで、前回の続きから書きたかったことを書いていきたいと思います。
↓前回のお話↓
blue-palm.hateblo.jp
ー もくじ ー
1.はじめに
「うさぎは月に住んでいる 」
私も、子供の頃はよく聞かされていた昔話。
その話は、どこからやってきて、いつから始まったんでしょうか。
また、お月見とどのような関係があるのか?
今回のお話は、神として神社でも祀られている私も大好きな可愛い《 うさぎ 》に注目したいと思います。
2.うさぎと月の不思議
玄兎(げんと)という異名を持つ月。
月に黒い模様があることから月に住んでいると言われる兎。
《 望月 》(満月の別名)は、《 餅搗き》からきたとも言われていることからも、月と兎には古くから切っても切れない縁があるようです。
その理由のひとつに、
はるか遠い飛鳥時代には、月と兎が描かれていたという古い歴史。
もうひとつには、インドに伝わったとされる月と兎の仏教説話。
このお話は、「ジャータカ物語」(紀元前3世紀頃)に収められた「ササ・ジャータカ」に由来し、ジャータカは、生まれたものに関するの意、ササは、うさぎの意で数多くの経典で姿を変えて引用されたそう。
この仏教説話が日本に伝わってから、《 今昔物語集 》などにも収録され、月に兎が住んでいるという話は日本だけではなく、タイやミャンマーなど他の国でも言い伝えられているようです。
3.月とうさぎの神話
日本で伝わる話では、
むかしむかし、うさぎとサルとキツネが神様のところへ行きました。
神様に、「今度、生まれてくる時は人間にして下さい」とお願いすると、「人間に生まれたいなら、自分の食べ物を人間にごちそうしなさい」と告げたそう。
そこでサルは山の実をとり、キツネは魚を捕まえてきました。
ところが、うさぎの食べ物は時期外れのため全く採れません。
このままでは人間になれない、ガッカリしたうさぎは次の日、山へ行くと、枯れ木を拾い集めました。
そしてサルとキツネの前に、枯れ木を積み上げ、
「今からごちそうを焼くから、火をつけておくれ」
と頼みました。
枯れ木がパッと燃え上がると
「ぼくのごちそうはないんだ。だから、.......だから、ぼくを人間に食べさせておくれ」と言うなり、
自ら火の中に飛び込んだのです。
その時、空の上から神様がおりてきて、サッとうさぎを抱きかかえると、空へとのぼっていきました。
ビックリしているサルとキツネに神様は言いました。
「サルもキツネも、自分の大切な食べ物を人間にごちそうしようとしたのだから、きっと人間に生まれ変われるだろう。
それは、とても素晴らしい事だよ。
でもうさぎは、自分を捨ててまで人間に食べさせようとしたのだからもっと素晴らしい。
お月様の国で、うさぎをいつまでも幸せにしてあげよう」
うさぎは神様に抱きかかえられて空高くのぼっていきました。
その時から、うさぎはお月様の中で楽しく暮らしていると言います。
月でうさぎが餅をついているのには、神様に召し上がってもらうためと言われています。
このような話は、世界のいろんなところで民話として伝えられているそう。
また、うさぎは「子孫繁栄」や、「飛躍」「商売繁盛」など、たくさんの縁起を担ぎ、幸せの象徴とも言われています。
日本だけではなく、世界のあちこちでも縁起が良いと愛されているうさぎ。
長い長い歴史の中で、たくさんの人が空を見上げ、月を眺め、月やその中に住んでいるうさぎに祈りや感謝を捧げてきたお月見。
お月見は後世にも語り継がれるべき素晴らしい文化ですね。
4.まとめ
あらゆることに恵まれすぎていて、つい悪気はないけど当たり前のこと過ぎて感謝の気持ちを忘れがちな現代。
考えてみれば、お米も食べれるのが当たり前と思ってたな.......
そんなこんなでお月見ということを調べていくうち、とても勉強になると共に深く考えさせられる部分がありました。
今年は、祈りと感謝のお月見も良いかも知れませんね。
さて、次回は「江戸時代」という歴史背景にも迫ってみたいと思います。
ぜひ皆様も幸せなお月見を(^^)
5.追記
昨日は、兵庫県淡路島までお月見に行ってきました。
↓昨日、撮ってきた写真↓
晴天に恵まれて、すごく綺麗に見えました😄
十五夜、別名《 芋名月 》ということで、手作りの芋団子も持って行きましたよ(=^^=)
《 超簡単 芋団子レシピ 》
さつまいも
ちょっと大きめ1本(2~3人分)
白砂糖 少々
さつまいもを洗った後、ラップで包んで電子レンジへ。
つまようじがスーッと刺さるぐらいまで柔らかくなったらラップを外して少し冷ます。
ほどよく冷めたら皮を剥いて、ボールへ移します。
ラップか、ビニール手袋をして、さつまいもをすり潰していきます。
その時に、白砂糖も少々かけます。
(安納芋など、元から甘さの強いものなら砂糖はいりません)
さつまいもが、「芋あん」のようになってきたらラップで1口サイズぐらいに丸めていきます。
素朴な味わいで、そのまま温かくても美味しいし、冷蔵庫で冷やして食べても美味しいです。
アレンジで何か飾り付けとかしても可愛くなるかも?
誰でも簡単に作れるので、ぜひ作ってみて下さい(^^)
ではまた
SAKURA🌸🍃